「体験の回避」は「体験」に価値を見出さずに、「体験の回避」に価値を見出している時に起こります。
例えば、不登校を例にとって解説しましょう。
不登校になっている子供は、学校に行くことに価値を見出せなくて、学校に行くという体験を「回避」している状態です。
この状態の子供にとっては、学校に行くという「体験」を回避すること自体に価値があるのです。
しかし、不登校であったとしても例えば、家でプログラミングの勉強をして小学生プログラマーになることだってできます。
「学校が嫌だから行くのをやめよう」という思考から、「小学生プログラマーになろう」と思考が切り変わった瞬間、
その子は「体験の回避」から、「価値ある体験」への行動のための思考へと切り替わります。
もちろん、学校に行きながらも「価値ある行動」をすることだってできます。
人は好きなもののために、自由に行動し、自分が追い求めることを追求することができるのです。