スピコラム

「幽霊」と呼ばれる存在。

この世界には、肉体をもった私たち人間や動植物たちもいれば、精霊や、幽霊、天使、妖精たちといった、肉体を持たない存在もいます。

それらの肉体を持たない存在たちを、総称して、
「エンティティ」
と呼びます。

今回はその中でも、「浮遊霊」と呼ばれる存在について解説していきたいと思います。

浮遊霊は生前生きていた人間が亡くなって、幽体として姿を変えた存在なのですが、まず「浮遊霊」と呼ばれる存在(一般に言う幽霊)と、「健全なスピリット」には明確な違いがあります。

それは、亡くなった時に“創造の源”と呼ばれるエネルギーに帰ったか否かによって決まります。
多くの宗教で、「天国」と表現されるところです。

創造の源に帰るかどうかの選択は、亡くなった本人の自由意思によります。ですので、生前のころの想いにあまりに執着していると、創造の源へ帰ることを拒絶してしまいます。

9日間を過ぎると、創造の源へと帰れる扉が閉じてしまうので、通れなかった霊魂(スピリット)たちは不安定な存在として、この世に残ります。

一方、無事に創造の源へと帰ることができた霊魂は、物質的な肉体の無い「霊体」を身にまとった、健全なスピリットとして、この世に再び戻ってきます。

私たちは普段は見ることがなかったり、気にする事はありませんが、このような存在たちが、
肉体をもつ私たちと同じ3次元空間に一緒に存在しています。

健全なスピリット達が私たちに悪さをすることは少ないですが、
存在の不安定なスピリット、「浮遊霊」は私たちに「憑依」という形で私たちに害を与えます。

これらの存在は、後悔や、執着心、悲惨な出来事からの記憶をかかえているが故に、創造の源へと帰ることを拒んだので、
これらの否定的な思考をかかえたまま、この世に残ります。

次の記事では、この「憑依」について解説していきたいと思います。